26日(日本時間27日)、アルゼンチン・ブエノスアイレスで開催された、WBA恒例のKOドラッグ興行のメイン。WBA世界スーパーウェルター級暫定王座決定戦。同級2位ブライアン・カルロス・カスターニョ(亜)vs同級9位エマヌエル・デ・ヘスス(プエルトリコ)は、カスターニョが6回2分23秒KO勝ちで新王者。
ダウン応酬の打撃戦を制したカスターニョは、13戦全勝(10KO)無敗。敗れたデ・ヘススは、17勝(12KO)2敗。WBAのこのクラスには、スーパー王者エリスランディ・ララ(キューバ)、正規王者ジャック・クルカイ(ドイツ)が存在。王座一本化は、まだ当分先になりそう。
元2階級制覇王者マルコス・レネ・マイダナ(亜)の実弟ファビアス・マイダナ(亜・24歳)は、クリスチャン・ネストール・ロメロ(亜)との、WBA南米スーパーウェルター級王座決定戦に2回1分29秒TKO勝ち。デビュー以来の連勝を11(8KO)に伸ばしている。