WBAが指令し、とっくに交渉期限が過ぎているスーパーバンタム級王座統一戦。スーパー王者ギレルモ・リゴンドウ(キューバ)vs同級暫定王者モイセス・フローレス(メキシコ)戦は、決まりかけながらも、なかなか決定に至っていない。
しかし、14日(日本時間15日)にパナマシティのWBA本部で開催されたWBA世界クルーザー級王座統一戦入札で、リゴンドウの同胞ジュニエール・ドルティコス(キューバ)擁するカリブ・プロモーションが、35万1ドル(約3800万円)を提示し落札。
ベイブト・シュメノフ(カザフスタン)vsドルティコスのクルーザー級王座統一戦は、2月4日、または11日に、ヒューストン、ラスベガス、マイアミ、いすれかでの試合開催が有力視サれているが、リゴンドウvsフローレス戦も、この興行に組み込まれる公算が強いと見られる。
ただし、35万1ドル(約3800万円)の落札価格は、米・メディアの間では驚きのプライスで(シュメノフのTGBプローモーションは20万1千ドル)、シュメノフへ支払う26万2500.75ドル(約2850万円)の報酬をどう捻出するのか、心配する向きもある。
強いキューバ人選手共演による、ドリーム興行の実現が待たれます。