IBF世界バンタム級14位大森将平(ウォズ)選手が、大晦日に世界初挑戦。島津アリーナ京都でIBF世界同級王者リー・ハスキンス(英)に挑む。同日はIBF世界スーパーバンタム級戦、王者ジョサタン・グスマン(ドミニカ)vs5位小国以載(角海老宝石)。WBA世界フライ級戦、正規王者井岡一翔(井岡)vsスタンプ・キャットニワット(タイ)との、トリプル世界戦となる。
英国人世界王者が日本で防衛戦を行うのは史上初めて。ハスキンスは昨年6月、英国で岩佐亮佑(セレス)選手との暫定王座決定戦を制した後、正規王者に昇格。2度の防衛に成功。
苦戦となった9月の指名戦。同国人のライバル、スチュアート・ホールとの一戦では入札により、15万1499ドルのファイトマネーを得ている。30勝(14KO)3敗。
一方の大森選手は昨年12月、現WBO世界同級王者マーロン・タパロス(比)戦で初黒星を喫したが、その後は2連勝。決して難攻不落とも追われないハスキンスだけに、地元の利を活かしての王座奪取に期待。17勝(12KO)1敗。