WBA世界バンタム級タイトルマッチ。正規王者ジェームス・マクドネル(英)に、同級2位リボリオ・ソリス(ベネズエラ)が挑戦した一戦は、王者が大苦戦。接戦の末に12回判定で王座を護った。12日(日本時間13日)、モナコ・モンテカルロ、ラ・サル・デゼトワール。
序盤、鼻血を出した王者は挑戦者の手数の前に苦戦。
中盤から出て来たマクドネル。
それでもソリスは、うまく戦った。
ソリスは最後までマクドネルと五角以上に渡り合い、12回を終了。両選手が勝利をアピールしたが、ソリスには余裕が感じられた。
ブーイングの中、ベルトは再びマクドネルの手に。しかし、表情は厳しかった。
公式スコアは、ネルソン・バスケス(プエルトリコ)116-112、スタンレー・クリストドール(南ア)115-113、ロバート・ホイル(米)117-111の3-0。後半戦、全てのラウンドを王者が押さえているが、映像を見る限り、かなり微妙な感じではあります。
プロモーターのエディ・ハーンは、接戦を認めながらもソリスとの再戦はないとし、マクドネルを1階級上のスーパーバンタム級へ転向させることを示唆。ソリスには近い将来、もう一度チャンスがやって来そう。