12日(日本時間13日)、メキシコ・シウダードバレスで開催されたIBF世界ミニマム級タイトルマッチ。王者ホセ・アルグメド(メキシコ)に、同級1位ホセ・ヒメネス(コロンビア)が挑んだ一戦は、アルグメドが3回レフェリーストップ勝ち。2度目の防衛に成功した。
初回から頭を下げ荒々しい左右フック、アッパーで襲いかかる王者に、挑戦者も応戦。互いに大きなパンチを振り回す打撃戦は、王者のパワーが上回る。迎えた第3ラウンド、アルグメドが低い姿勢から放った大ぶりの右を直撃されたヒメネスはダウン。
立ち上がったもののダメージは深刻で、王者の追撃で再びカウントを聞く。ここも再開されたが、フィニッシュを狙う王者の猛攻にさらされるヒメネスを見たマリオ・ゴンサレス(亜)主審がたまらず割って入り、試合は終了。
アルグメドが自分のボクシングで、指名挑戦者を粉砕した。