29日(日本時間30日)、メキシコ・ゴメスパラシオ。日本スーパーバンタム級10位川島翔平(真正)選手が、WBCフェザー級シルバー王者クリスチャン・ミハレス(メキシコ)に挑戦した一戦は、ミハレスが12回判定勝ち。スコアはジャッジ三者が揃って115-113の3-0。
元世界スーパーフライ級王者で35歳のミハレスは、WBC世界同級4位。気合十分の川島選手は、ミハレス相手に果敢な攻勢を仕掛け、元王者がそれを交わす展開。川島選手は最後まで攻撃の姿勢を崩さず大健闘したが、ミハレスの巧さが僅かに上回り、僅差の判定を握っている。
勝ったミハレスは、55勝(26KO)8敗2分、これが初黒星の川島選手は、14勝(3KO)1敗2分。敗れたとはいえ、敵地のリングで大ベテランの元世界王者と、ほぼ互角に渡り合った川島選手の今後に注目。