WBOのフランシスコ・バルカッセル会長は、スーパーウェルター級王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の、ミドル級王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)戦を後押し。11月26日(日本時間27日)に予定されるミドル級戦の勝者は、二つの指名試合を義務付けられる。その一つがカネロ戦で、もう一つは同級1位アフタンディル・クルツィゼ(ジョージア)が相手となる。
カネロをオスカー・デラホーヤ2世と持ち上げたバルカッセル会長は、1階級下の王者という資格で、ミドル級王座への指名戦権を有することになるとしている。
カネロvsソーンダース戦は来年5月開催が有力で、カネロはミドル級王者として9月に、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との王座統一戦に挑みたい構えだが、果たしてどうなるか。今後に注目。