2日(日本時間3日)米カリフォルニア州カーソンのホープデポセンターには、興味深いカードが集められた。プロモーターは、ゴールデン・ボーイ・プロモーション。
その中のひとつ、IBF世界バンタム級王座決定戦は、待たされ続けた同級1位ブシ・マリンガ(南ア)と、20戦負けなしの23歳の新鋭同級4位レオ・サンタクルス(メキシコ)の対戦。
挑戦者決定戦のリングから、実に1年7ヶ月ぶりというマリンガに対し、その間に6連続KO勝利を記録してきたサンタクルス。
試合は一方的展開となり、予想通りサンタクルスが新王者に輝いた。オフィシャルのスコアは、120-108、120-108、119-109の3-0。新王者は、これで20勝(11KO)1分。敗れたマリンガは、20勝(12KO)4敗1分。
サンタクルスは最上位ランカーとの初防衛戦が予想される。現在、2位は空位で3位にA・J・バナル(比)。しかしバナルは、WBO同級1位にランクされており、狙いはそちらか。となると、5位の元王者ジョセフ・アベコ(ガーナ)となるが、果たしてどうなるか。
WBA世界バンタム級スーパー王者アンセルモ・モレノ(パナマ)はG・B・P傘下で戦っている。7月7日、興毅の対抗王者・暫定ルイスvs19勝(18KO)セハ が予定されているが、これはモレノを米国に紹介したサンプソン・リューコゥイッツが仕掛ける一戦だけに、勝者はモレノとの対戦も視野に入ってくるだろう。
いずれにしても近い将来、G・B・Pを中心に選りすぐりの王者同士の頂上バトルが勃発しそうな予感もしてきました。('-^*)/
応援、深く感謝です!→ 【TOP】