深刻なうつ病で、コカイン使用が明らかになったWBO世界ヘビー級、及びWBA世界同級スーパー王座を保持しているタイソン・フューリー(英)は、正式に世界王座を返上することを表明。今後はリハビリに務め、復帰を目指すとしている。
WBOはコカイン陽性反応を重く受け止め、フュリーの王座剥奪に関し、その説明を求めカウントダウン(残り10日)が始まっていた。それに対しWBAはフューリーの王座を保護する方針を打ち出し、来春にも再起すると表明(昨日の時点で)していたフューリーを、バックアップする構えを見せていた。
「ドーピング検査には、コカインは入っていない」
そう、うそぶいたフューリーの病状は深刻のようです。ともかく、これで世界ヘビー級戦線は動きます。