元JBC事務局長の安河内 剛 氏が、17日からJBC出社。最高裁まで争ったJBCとの裁判で完全勝訴した安河内氏は、実に5年5ヶ月ぶりのJBC復帰となる。
最高裁で確定したJBCからの懲戒解雇は無効との判決を受け、現場復帰に意欲を燃やしている安河内氏だが、JBC側は最高裁上告後の昨年10月、定款を変更し本部事務局長の上に統括本部長を新設することを理事会で決議。
そして、この新設された統括本部長職に浦谷信彰氏が就任。11月には、本部事務局長の試合指揮、監督権等の権限を剥奪し、統括本部長がその権限を有する旨ルールを変更されている。
その行為は、安河内氏が復職することを見越して、その権限をはく奪する目的でなされたものであり、司法判断を踏みにじる行為である。その統括本部長職に今回の騒動の首謀者である浦谷氏を任命したことは、極めて悪質であるとする安河内氏とJBC現執行部との争いは、どのように終結するのか。
健康管理見舞金、ならびに安河内剛氏に関してのご説明(JBC)
安河内氏は出社を前に、「どんな妨害にも屈しません」と決意を表明。
JBC、今後の体制が注目されます。