WBO世界スーパーウェルター級の新王者サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)は、王座を奪取したリーアム・スミス(英)戦の第2ラウンドに、右親指の剥離骨折を発症。予定されていた12月10日の次戦はキャンセルとなった。
オスカ・デラホーヤはカネロの次戦はミドル級として、デビッド・レミュー、ビリー・ジョー・ソーンダース、カーティス・スティーブンスらを対戦相手候補としてあげ、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンでの興行プランを明かしていた。
カネロの負傷箇所は手術の必要はない模様だが、次戦は来年5月となりそう。そして、ゴロフキンとの決戦は9月になるとアピールしているが(前々から)、そのスケジュールに対する信頼感はない。
あとはゴロフキンが追う、WBO世界ミドル級王座を保持するソーンダースの動向が気になるところだが、ゴロフキン陣営は、「彼が言うことは何も信用していない」と、バッサリ。
世界ミドル級戦線。今後の動向に注目。