17日(日本時間18日)、米・テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで開催された、WBO世界スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者リーアム・スミス(英)に、サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)が挑んだ一戦は、カネロが9回2分28秒KO勝ちで新王者。
立ち上がりから王者の固いガードの隙間を破る、多彩なブローでペースを握ったのはカネロ。時折反撃に転ずるスミスだが、カネロを脅かすまでには至らない。7回、カネロが強引な右フックをねじ込むと、スミスはダウン。
第8ラウンド。今度は左ボディでスミスは、この試合2度目のダウン。そして続く第9ラウンド、またしてもカネロの強烈な左ボディが炸裂。スミスはキャンバスへ崩れ落ち、試合は終わった。
カネロが圧勝で再びスーパーウェルター級王座を手に入れた。ファンの期待はミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)との激突だが、カネロ陣営が対戦を公言するのは来年秋。これに対しゴロフキン陣営は、「約束されたものではない」と、まだ懐疑的。
カネロの今後のマッチメークに注目。
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