17日(日本時間18日)、米・テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアム興行のセミファイナル。世界ランカー対決となった、WBOインターコンチネンタル・ミドル級王座決定戦。ガブリエル・ロサド(米)vsウィリー・モンローJr(米)の一戦は、モンローJrが12回判定勝ち。
サウスポースタイル。クラウチングに構えるモンローJrに対し、ロサドは前にこそ出るもののなかなか手が出ない。噛み合わない展開が続いた試合は、7回、ロサドがようやく強引に出てパンチをまとめる。
続く第8ラウンドも攻勢に出てポイントを奪ったロサドだが、終盤は再びモンローJrの距離の前に攻めてを見出だせず12回が終了。スコアは118-110、117-111、116-112の3-0。
NABF北米フェザー級タイトルマッチ。王者ジョセフ・ディアス(米)に、アンドリュー・カンシオ(米)が挑んだ一戦は、ディアスが9回2分27秒TKO勝ち。カンシオの前進をタイミングの良い左ボディアッパーでストップしたディアスは、多彩なブローでジワジワと挑戦者を弱らせ、レフェリーストップに持ち込んだ。
ディエゴ・デラホーヤ(メキシコ)の持つ、WBCユース・スーパーバンタム級王座に、ルイス・オーランド・デル・バジェ(プエルトリコ)が挑戦したタイトルマッチ10回戦は、デラホーヤが判定勝ち。スコアは100-90、99-91、99-91の3-0。