WBC世界スーパーバンタム級タイトルマッチ。王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)vs同級5位長谷川穂積(真正)。9月16日、エディオンアリーナ大阪。強い決意を胸にリングに上がった挑戦者。
王者ルイスは自信満々で、大阪に乗り込んできた。
初回。偶然のバッティングでルイスが鼻の上をカットし出血。ルールにより長谷川選手は、1点減点となった。
長谷川選手はスピードを活かしたボクシングで、ルイスに的を絞らせなかった。
第7ラウンド。長谷川選手が左目上から出血。一度はパンチによるものと判断されたが、確認後、偶然のバッティングに変更。今度はルイスが減点された。
第9ラウンド。ルイスの左強打でピンチに陥った長谷川選手は、ロープを背に果敢な打ち合いを挑んだ。
勝負を賭けた打ち合いに勝ったのは長谷川選手。
自ら仕掛けた打ち合いで、逆に押し込まれたルイスは9回終了と共に棄権。
長谷川選手が歴史に残る勝利で、3階級制覇に成功。
会場で涙を流す長谷川ファン。大きな感動を与えてくれた、ビッグな勝利。
素晴らしいボクシングでした。おめでとうございます!。