WBAは12日(日本時間13日)、ミドル級スーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)と、同級正規王者ダニエル・ジェイコブス(米)の両陣営に対し、120日以内に対戦するよう指令を出した。交渉期限は30日間で、合意に達しない場合は入札となる。
ミドル級王座統一を目指すゴロフキンが希望する、WBO世界同級王者ビリー・ジョー・ソーンダース(英)は、結局、10月29日(現地時間)、英・マンチェスターで開催されるフューリーvsクリチコ再戦興行で初防衛戦に挑む事になり、ゴロフキンとの対戦は来年の早い時期に実現させるとしている。
ゴロフキン、ジェイコブス共に対戦には異論なく。HBOと契約するゴロフキンと、HBOとは相反するアル・ヘイモン傘下のジェイコブスの両陣営が、期限内に交渉をまとめることが出来るのか、それとも入札までもつれるのかに興味が集まる。
最も、対戦指令を過ぎても入札が実施されなかったり、後回しが認められるケースもあり、WBAの指令力も試される。