9日(日本時間10日)、米・ペンシルバニア州レディング、サンタンデル・アリーナ興行のメインカード。WBA世界ミドル級タイトルマッチ。正規王者ダニエル・ジェイコブス(米)が、同級15位セルジオ・モーラ(米)の挑戦を受けた一戦は、ジェイコブスが7回2分8秒TKO勝ちで、4度目の防衛に成功。
ダウンの応酬があった昨年8月以来の再戦となった試合は、ジェイコブスが都合5度のダウンを奪う圧勝劇に終わっている。勝ったジェイコブスは、32勝(29KO)1敗。2階級制覇に失敗のモーラは、28勝(9KO)5敗2分。
明日、英国で開催されるIBF、WBC世界ミドル級戦で王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)が勝てば、WBAはゴロフキンに対しジェイコブスとの対戦を指令する。