3日(日本時間4日)、メキシコ・ アティサパン・デ・サラゴサのリングに登場した、WBC世界スーパーバンタム級1位レイ・バルガス(メキシコ)は、元WBA世界スーパーフライ王者アレクサンデル・ムニョス(ベネズエラ)と対戦し、5回2分22秒TKO勝ち。デビュー以来の連勝を28(22KO)に伸ばした。
無敗の世界1位に立ち向かった37歳のムニョスは、第2ラウンド、早くも2度のダウンを喫し先行きが怪しまれる。バルガスは長い左ジャブを軸に、アッパー、ボディと打ち分けながら、強い右クロスを打ち込む。
ムニョスは4回にもダウン。続く第5ラウンド、この試合4度目のダウンを喫したところで勝負は決まった。保持するWBCシルバー・インターナショナル・スーパーバンタム級王座の防衛に成功したバルガスは、ウーゴ・ルイス(メキシコ)vs長谷川穂積(真正)戦勝者への挑戦を予定。
過日の面影なく敗れたムニョスは、38勝(30KO)7敗となった。