WBAは10日（日本時間11日）に英・ロンドンで開催される、ミドル級スーパー王者ゲンナジー・ゴロフキン（カザフスタン）が、IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック（英）の挑戦を受ける試合を承認しないことを決定。理由は「2階級上げての試合は危険だから」（メンドサ・ジュニア会長）。
しかしWBAは2013年6月、ライト級王者だったエイドリアン・ブローナー（米）が、いきなり2階級上げてウェルター級王者ポール・マリナッジ（米）に挑戦した試合を承認しており、今回の発表に対し、「カード発表前に相談されなかったことが、ジュニア会長は面白くなかったようだ」との憶測が飛んでいる。
なおWBAはゴロフキンが勝った場合、9日（日本時間10日）に行われるミドル級正規王者ダニエル・ジェイコブス（米）vsセルジオ・モラ（亜）戦で、ジェイコブスが勝てば、次戦での対戦を指令することも発表している。
ミドル級王座4団体統一を目指しているゴロフキンだが、今回のWBAの決定により次戦でWBO世界同級王者ビリー・ジョー・ソーンダース（英）と戦う可能性は低くなった。
戦線から遠ざかり、次戦が注目されるソーンダースは、来週早々にもV1戦相手を発表するとしており、大いに気なるところです。
応援、深く感謝です！
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