3日、フィリピンのメトロマニラ・タギッグ市の海軍体育館で開催されたIBF世界スーパーフライ級タイトルマッチ。王者マクジョー・アローヨ(プエルトリコ)に、同級3位ジェルウィン・アンカハス(比)が挑んだ一戦は、アンカハスが12回判定勝ち。スコアは118-109、117-110、115-112の3-0。
サウスポー同士の一戦は激しいペース争いが繰り広げられたが、地元のアンカハスが中盤ボディを効かせて抜け出す。8回にはダウンをスコアしたアンカハスが、そのまま逃げ切り新王者誕生となった。なお、この試合はプロモーター、マニー・パッキャオの計らいで、入場料無料で行われている。
24歳の新王者アンカハスは、25勝(16KO)1敗1分。これが初黒星のアローヨは、17勝(8KO)1敗。