4日に神奈川・スカイアリーナ座間で開催されるWBO世界スーパーフライ級戦他の、前日計量が東京都内で行われた。3度目の防衛戦に臨むチャンピオン井上尚弥(大橋)選手と、挑戦者の同級1位・ペッチバンボーン・ゴーキャットジム(タイ)は、ともにリミットの52.1キロで一発クリア。
「コンディションはすごくいい。明日まで気を抜かないように」
「いい気分。左フックに自信があるけどそれだけじゃない。いろいろ準備している」
ロンドン五輪バンタム級銅メダリスト清水 聡 (大橋)選手は、プロデビュー戦。契約体重の58.0キロちょうどでクリア。
対戦相手の韓国フェザー級王者 李 寅圭は、200グラムアンダーの57.8キロでパス。
「どうすればいいんですか? 今度は家で考えてきます」とおどけた清水選手は、
「気合入った。プロはこんな感じと分かった。一杯食べて明日に備えます」。
世界前哨戦に挑む、前東洋太平洋スーパーフライ級王者井上拓真(大橋)選手は、53キロ契約でWBC世界フライ級15位フローイラン・サルダール(比)=23勝(14KO)1敗1分=と対戦。拓真選手は52.9キロ、サルダールは52.3キロでクリア。
拓真選手は、「思った以上に身長も高くなかったです。判定でも何でもいいのでとにかく勝ちにこだわっていきます」と、気合を見せた。
試合の模様は9月4日(日)、19時~20時54分。フジTV系列で放映。 『ボクシングフェス9・4~井上尚弥、世界タイトルV3戦~』