7月30日(日本時間31日)に米・ニューヨーク州のリングで、約2年半ぶりの復帰戦に勝利した元2階級制覇王者マイキー・ガルシア(米)が、WBC世界ライト級王者デシャン・ツラティカニン(モンテネグロ)へ挑戦する可能性が出て来たことを、王者のプロモーター、ルー・ディベラが明かしている。
WBO世界同級王者テリー・フラナガン(英)との王座統一戦交渉も続けている中でディベラは、10月15日(現地時間)に米・ロサンゼルスで予定される、ダニー・ガルシア(米)vsアンドレ・ベルト(米)=ショータイム放映=戦のアンダーカードで、ガルシアの挑戦を受ける可能性があることを示唆。
トップランクからの離脱に成功し、復帰戦を飾ったガルシアには、同じくG・B・P離脱後のトラブルが解消し、新会社「リングスター・スポーツ」を設立。リング・ビジネスに復帰するリチャード・シェイファーが接近中で、10月15日(現地時間)、米・ロサンゼルスのステイプルズ・センターで予定する興行は、その第一弾。
復帰後早くもWBC世界同級2位にランクされるなど、ガルシア陣営のターゲットはWBC王座で間違いなく、シェイファーが一気に話をまとめる可能性は高いだろう。
また、フラナガンには、体重苦のIBF世界スーパーフェザー級王者ホセ・ペドラザ(プエルトリコ)が挑戦する話もあり、今後の動向が注目される。
世界ライト級戦線。面白くなりそうです。