13日(日本時間14日)、メキシコ・ロサリトで開催されたNABO北米コンチネンタル・スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者ラモン・アルバレス(メキシコ)が、元世界ウェルター級王者アントニオ・マルガリート(メキシコ)の挑戦を受けた一戦は、マルガリートが10回判定勝ち。スコアは97-92、97-92、94-95のスプリット。
サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)の実兄ラモンは、WBO世界同級11位。再起2戦目となるマルガリートが勝てば世界ランク復帰となる一戦。試合は激しいペース争いから、中盤は消耗戦となるタフな展開。ここで抜けだしたマルガリートは、8回にダウンを奪い優位に。
しかしラスト2ラウンド、リング下の実弟カネロの激に応えたラモンは逆転を狙い奮戦。疲れを見せた元世界王者を追い詰めたが、逆転には至らなかった。
世界ランク復帰が確実となった38歳のマルガリートは、40勝(27KO)8敗。敗れたアルバレスは、23勝(15KO)5敗2分。