IBF女子世界ライトフライ級タイトルマッチ。チャンピオン柴田直子(ワールドS)vs同級2位マリア・サリナス(メキシコ)。13日、埼玉県草加市文化会館ホール。両選手は昨年10月以来の再戦。初戦は引き分けで柴田選手が辛くも防衛に成功している。
「決着を付ける!」。意地のぶつかり合いは、まずはサウスポーの挑戦者が仕掛け、王者を後退させる。
柴田選手は冷静に右を打ち返し、ペースを譲らない。
サリナスは勇敢にアタックを続けたが、柴田選手のボディ打ちが次第に効果を現してくる。7回以降、王者がハッキリとペースを握った。
終盤戦、王者が激しく追い上げて試合終了。96-94、96-94、95-95のスコアで柴田選手が因縁の再戦を制した。
5度目の防衛に成功した柴田選手は、16勝(5KO)3敗1分。敗れたサリナスは、11勝(4KO)5敗3分。