大竹重幸氏が、今朝、新宿区の戸山公園でロードワーク中の村田諒太(帝拳)選手と遭遇。「あまりに凄いスピードで走るので、最初は物盗りかと思ったくらいです」とのリアル・レポートを送ってくれました。
「200メートル以上、もの凄いスピードでダッシュしていました。。彼は世界を取る予感を感じました」と、レポートは続けられている。
協栄ジムの番頭として先代会長亡き後も、ジムの看板を守り続けて来た大竹氏は、古くは現役時代の頃、ダブダブの白衣に下駄を転がして練習に来ていた練習生、渡嘉敷勝男青年の素質を見抜き、自ら勤務していた「肉の万世・ニュー新橋ビル店」に職がえをさせ、労働時間を短縮。12時間勤務から開放されたトカちゃんが世界への階段を登るきっかけを作るなど、若い頃から金融屋顔負けの、ボクサーに対する鋭い視点を持っている。
少し前、同じく新宿区でロードワーク中に何度も遭遇した下田昭文(帝拳)選手の事も、「彼は世界獲るよ」と予言していたものでした。
「お前だけだよ、期待を裏切ったのは!」
知り合って40年近くなりますが、未だに言われます。しかし最近は、これも光栄というべきだと思う様にしていますが。('-^*)/
とにかく、大竹氏がジムの窓口に座っていて、瞬間判断して声をかけた入門生は、それなりの選手になっています。
オリンピック金メダリストをそれと比べるのは大変失礼ですが、村田選手がこれから迎える世界での勝負。楽しみにしたいと思います。