約2年半ぶりの復帰戦となる元2階級制覇王者マイキー・ガルシア(米・138P)が、元WBC世界フェザー級王者エリオ・ロハス(ドミニカ・139P)と対戦。7月30日(日本時間31日)、米・ニューヨーク州ブルックリン、バークレイズ・センター。
ロハスも約2年ぶりのリング登場。チーフトレーナーは、元2階級制覇王者ホアン・グスマン(ドミニカ)。
レフェリーは、エディ・クラウディオ(米)。7月20日の井岡vsララ戦・大阪も裁いた。
試合開始。
立ち上がり良かったのはロハス。
ガルシアの右がロハスを襲う。
ロハス、ダウン。
再開後、ガルシアの右ストレートを浴びたロハスは、今度は前のめりにキャンバスへ。
KOを狙うガルシアが猛攻を仕掛ける。
これはスリップとされた。
ロハスは持ち前のテクニックで何とか凌いで、終了ゴングに逃げ込んだ。
ガルシアの右ストレートで、ロハスはこの試合、3度目のダウン。
ここもよく立ったロハスだが、ガルシアはチャンスを逃さない。
ガルシアの右アッパーからの左フックで、ロハスは吹き飛ぶようにダウン。
カウント途中でクラウディオ主審は試合をストップ。TKOタイム5回2分2秒。
実兄であるトレーナーのロベルト(元世界王者)と勝利を喜ぶマイキー。世界王座復帰のターゲットとして、WBO世界ライト級王者テリー・フラナガン(英)を上げているガルシアは、今後、短期間で試合をこなしていく意向。
そしてマイキーには早速、G・B・P離脱後のトラブルが解消し、新会社「リングスター・スポーツ」を設立。リング・ビジネスに復帰するリチャード・シェーファーが接近中で、10月15日(現地時間)、米・ロサンゼルスのステイプルズ・センターで予定する、第一弾興行からマイキーの起用を考えている。
同じ時期に長いブランクを作った二人が、コンビを組んで巻き返しに出て来そう。今後に注目。