28日(日本時間29日)、英・スコットランド・グラスゴーで開催されたWBA世界スーパーライト級正規王座決定戦。同級1位のミケーレ・ディ・ロッコ(伊)と、同級7位リッキー・バーンズ(英国)の一戦は、バーンズが8回1分52秒TKO勝ちで新王者。3階級制覇に成功した。
試合は地元の大声援を受け、初回から積極的なバーンズが優位に立つ。3回終盤にはラッキーなダウンを奪い勢いに乗ったバーンズは、第8ラウンド、連打で2度目のダウンを奪う。何とか立ち上がったディ・ロッコだったが、テリー・オコーナー主審(英)は、ここで試合をストップ。
英国人3人目、スコットランド人としては初めて3階級制覇に成功したバーンズは、40勝(14KO)5敗1分。敗れたディ・ロッコは、40勝(18KO)2敗1分。