WBOはクルーザー級王者クジストフ・グロワッキー(ポーランド)と、同級1位の指名挑戦者アレクサンデル・ウシク(ウクライナ)戦の入札開催を通達。最低落札価格は30万ドル(約3300万円)で、入札は6月9日(現地時間)、米・ニューヨークのマンハッタン・アフィニアホテルで行われる。
王者グロワッキーは、アル・ヘイモンの「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ」興行を手掛ける、ウォリアーズボクシング&プロモーションの契約下にあり、昨年から米国をホームタウンとしている。26戦全勝(16KO)無敗の戦歴を残すサウスポー。
一方のウシクはロンドン五輪ヘビー級の金メダリストで、ウクライナをホームタウンに、サウスポーからの強打で9戦無敗全KO勝ちの記録を誇る。プロモーターはK-2プロモーション。
無敗同士のタイトルマッチ。面白い試合になりそうですが、その前に興行権が誰の手に渡るのか。その金額にも注目したい。