21日(日本時間22日)、米・ラスベガスで開催された世界スーパーウェルター級戦トリプルヘッダーのメインカード。WBA正規王者エリスランディ・ララ(キューバ)に、同級15位バネス・マーティロスヤン(アルメニア)が挑んだ一戦は、ララが12回判定勝ち。スコアは116-112、116-112、115-112の3-0。
2012年11月以来の再戦(9回負傷判定・引分)となる両者。試合は前戦と同じく、前半から両者の頭がぶつかる場面が多発。距離を取る王者に、接近しボディを狙う挑戦者。8回はララが左を決めリード、終盤プレスを強めたマーティロスヤンだが、10回はローブローでララに数秒間の休憩が与えられる。
そして11回、またしても右ストレートのボディをローブローに取られた挑戦者は、痛い減点を取られる。最後まで逆転を狙ったマーティロスヤンだが、ララの固いガードと、バックステップの前に逃げ切られた。
5度目の防衛に成功したララは、23勝(13KO)2敗2分。2度目の世界アタックも実らなかったマーティロスヤンは、36勝(21KO)3敗1分。
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