21日（日本時間22日）、米・ラスベガスで開催された世界スーパーウェルター級戦トリプルヘッダー。IBF世界同級タイトルマッチ。王者ジャモール・チャーロ（米）に、元WBA王者で同級7位のオースティン・トラウト（米）が挑んだ一戦は、チャーロが12回判定勝ち。スコアは116-112、116-112、115-113の3-0。
2度目の防衛戦となるチャーロが、実力者の技巧派サウスポー、トラウトを迎えた一戦は、緊張感あるペース争いを展開するが、パワーに勝るチャーロがポイントをピックアップして行く。10回にはトラウトが右目上をカット。互いにビッグヒットを打ち込むには至らず試合は12回を終了している。
双子の弟ジャーメールとの同時、同階級世界王者となったチャーロは、24戦全勝（18KO）無敗。次戦は、指名挑戦者ジュリアン・ウィリアムス（米）＝22勝（14KO）1分1NC＝との対戦が濃圧と見られている。王座復帰ならなかったトラウトは、30勝（17KO）3敗。
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