14日(日本時間15日)、英・カーディフのアイス・アリーナで行われた、IBF世界バンタム級タイトルマッチ。王者リー・ハスキンス(英)に、同級13位イバン・モラレス(メキシコ)が挑んだ一戦は、ハスキンスが12回判定勝ち。スコアは119-108、118-110、118-110の3-0。
サウスポー同士の一戦は、王者が攻勢点で僅かに上回るという印象でラウンドを経過。一発を狙うハスキンスだが、打ってはクリンチ、ホールドの場面が多く、大きな山場のないまま12ラウンド終了している。
昨年6月、岩佐亮佑(セレス)選手に勝って暫定王座(後、正規王者に昇格)を獲得したハスキンスは、約11ヶ月ぶりとなった初防衛戦に勝利。同級1位にはスチュアート・ホール(英)が控えており、次戦は同国人相手の指名戦が濃圧。33勝(14KO)3敗。世界初挑戦に敗れたモラレスは、29勝(17KO)2敗。