ヘビー級8回戦。日本ヘビー級チャンピオン藤本京太郎(角海老宝石)vsWBF豪州同級王者ネイサン・マッケイ(豪)。4月27日、東京・大田区総合体育館。WBC世界同級16位にランクされる藤本選手が、身長で12センチ、体重で約20キロ上回る、大型のマッケイと対戦。
マッケイは6勝(3KO)2敗。
1R。
この試合の解説は藤本選手のジムの先輩、元WBA世界ライト級王者の小堀佑介氏が務めた。
2R。
3R。
4R。
5R。
6R。
7R。
8R。
既定の8回が終了。KOはならなかったが、スピード、技術で勝る藤本選手が圧倒的勝利を飾った。スコアは80-73、80-73、80-72の3-0。
藤本選手は14勝(7KO)1敗。
勝者は角海老宝石ジムの鈴木正雄後援会長、大のボクシングファンである歌手の北島三郎さんの祝福を受けた。
試合後の藤本選手は、「世界タイトルのことは分からない。強い人に勝つのを見せたい」。
サポートする萩森健一マネジャーは、世界ランカーとの対戦、地域タイトル戦などで実力を積む意向だが、「オファーがあれば、世界戦で一発勝負も」と世界に意欲を示し、チャンスを広げるため、クルーザー級に下げるプランもあるという。今後のマッチメークに注目。