16日(日本時間17日)、米・ニューヨーク州ブルックリンのバークレイズ・センターで開催された、プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ興行のメイン。IBF世界ウェルター級2位エロール・スペンスJr(米)と、元WBO世界スーパーライト級王者で、IBF世界同級12位のクリス・アルジェリ(米)の一戦は、スペンスJrが5回48秒TKO勝ち。
立ち上がりから優位に立ったスペンスJrが4回にダウンを奪い、続く第5ラウンド、再びアルジェリを倒したところでレフェリーストップ。元王者を圧倒したスペンスJrは、20戦全勝(17KO)無敗。キャリア初のKO負けを喫したアルジェリは、21勝(8KO)3敗。
右目が腫れ上がったカニンガムは、10回にもダウンを奪われ苦しい展開。王者は最終回にもダウンを追加。グロワッキーが元王者を判定に降して、初防衛に成功した。スコアは115-109、115-109、116-108。
空位のWBC全米ライトヘビー級王座決定8回戦。17戦無敗(13KO)のWBA世界同級7位マーカス・ブラウン(米)と、21戦無敗(14KO)のIBF世界同級11位ラディオイェ・カライジッチ(米、ボスニア・ヘルツェゴビナ)戦は、ブラウンが判定勝ち。スコアは76-74、76-75、74-76のスプリット。