26日（日本時間27日）、英・シェフィールドで開催されたIBF世界ウェルター級タイトルマッチ。王者ケル・ブルック（英）が、指名挑戦者ケビン・ビジェ（カナダ）の挑戦を受けた一戦は、ブルックが2回2分15秒TKO勝ちで3度目の王座防衛に成功。
様子見の初回を終えた第2ラウンド、ブルックの右でビジェはダウン。立ち上がった挑戦者をすかさず追撃の王者は、打ち下ろしの右で再度ダウンを奪う。ビジェは何とか立ち上がったものの、上体が大きくよろめいたところで、レフェリーストップ。
指名挑戦者に予想通りの圧勝をしたブルックは、36戦全勝（25KO）無敗。全く見せ場を作れなかったビジェは、25勝（17KO）3敗。
セミファイナル。ロンドン五輪バンタム級金メダリストのルーク・キャンベル（英）が、元英国スーパーフェザー級王者ゲーリー・サイクス（英）と、空位の英連邦ライト級王座を争った一戦は、キャンベルが2回2分58秒TKO勝ち。昨年12月に初黒星を喫して以来の再起戦を飾っている。
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