26日(日本時間27日)、米・カリフォルニア州オークランドで行われた、IBF世界ライトヘビー級挑戦者決定戦。前世界スーパーミドル級王者で現在、IBF世界同級4位にランクされるアンドレ・ウォード(米)と、同級1位スリバン・バレラ(キューバ)の一戦は、ウォードが12回判定勝ち。スコアは117-109、119-109、117-108の3-0。
試合は3回にダウンを奪ったウォードが、その後も地元の大声援に押され、拮抗したラウンドを拾って行く展開。8回にはバレラがローブローで減点1。両選手共に決定的なシーンはないまま12回を終了。有効打で上回ったウォードの手が挙がった。
セミファイナルのNABF北米フェザー級タイトルマッチ。王者ジョセフ・ディアスJr(米)と、元WBCシルバー王者で、世界挑戦(引き分け)の経験を持つジェイソン・ベレス(プエルトリコ)の一戦は、ディアスJrが10回判定勝ち。スコアは100-91、99-91、98-92の3-0。
世界戦へ向けた大事なテストマッチに勝利した、期待のサウスポー、ディアス(23歳)は20戦全勝(11KO)無敗。一方のペレスは23勝(16KO)2敗1分。