2日、タイのナコンラチャシマで行われたWBC世界ミニマムタイトルマッチ。同級7位大平 剛 (花形)選手が、40戦無敗(15KO)の王者ワンヘン・ミナヨーティン(タイ)へ挑んだ一戦は、ワンヘンが5回TKO勝ち。
初回、好調なスタートを切った挑戦者だったが、3回、王者の重いパンチでダウン。4回終了後に公開されたスコアは40-35、39-36、39-36でワンヘンがリード。そして迎えた第5ラウンド、開始から圧力を強めた王者は挑戦者をコーナーに追い込み連打。大平選手がキャンバスへ膝を落とすと、レフェリーはノーカウントで試合を停止した。
4度目の防衛に成功したワンヘンは41戦全勝(16KO)無敗。2度目の世界挑戦も実らなかった大平選手は、12勝(1KO)5敗3分。