OPBFウェルター級暫定王座決定戦。前日本同級王者・同級3位高山樹延(角海老宝石)vs同級4位ジョエル・デラ・クルス(フィリピン)。2月23日、後楽園ホール・「DANGAN154」。
クルスはユナイテッドジム系列の選手。リングサイドには同ジムの加藤代表と、ウオーレン・エビソン・チーフトレーナー。左は、最近、他ジムの興行でも比国選手の招へいを手掛けるようになった、三迫ジム・三迫貴志会長。
角海老グループのドン、鈴木正雄氏。
試合開始。
高山選手はボディ攻撃とショートパンチを織り交ぜ優勢。パワーの差は歴然。
2R。
クルスは手数で対抗。
3R。
偶然のバッティングで高山選手は右目上をカット。
4R。
4R終了時の公開スコアは、40-36が二人、39-37でいずれも高山選手がリード。
5R。
クルスは攻撃の手を増やすが、高山選手は要所で右ショート、左右ボディでクルスをたじろがせる。
6R。
フィニッシュは右ボディアッパー一発。
クルスはキャンバスへうづくまったまま、浅尾主審のテンカウントを聞いた。KOタイム6回2分53秒。
6度防衛した日本タイトルを返上してこの試合に挑んだ高山選手は、この日の勝利で24勝(8KO)1敗。正規王者ジャック・ブルベイカー(豪)との王座統一戦を希望した。
実現に期待!。