27日(日本時間28日)行われた、IBF、WBA世界スーパーバンタム級王座統一戦で、カール・フランプトン(英)に敗れたスコット・クイッグ(英)は試合後、顎の骨折が判明。翌早朝手術を受け、無事に終わったことをクイッグのプロモーター、エディ・ハーンが明かしている。
そして、戦前からリマッチを口にしていたハーンは、「暫くは安静が必要」とクイッグの回復に時間がかかることを認めながらも、「再戦は(フランプトンの地元の)ベルファストになるだろう」と、両者の再戦を示唆。クイッグも自らのツイートで、「すぐに戻って来ます」とやる気を見せている。
フランプトンは、IBF和氣慎吾(古口)選手、WBAギレルモ・リゴンドウ(キューバ)と、それぞれ指令されている指名戦については言及していないが、ビッグマネーが得られるならと、WBA世界フェザー級スーパー王者レオ・サンタクルス(メキシコ)との戦いに興味を示している。
また、WBC世界スーパーバンタム級の新王者ウーゴ・ルイス(メキシコ)の代理人、サンプソン・リューコーイッツは、フランプトンとの王座統一戦を希望。「英国へ行く準備は出来ている」と、アドバルーンを上げている。
さて、フランプトン。WBA王座を保持する為にリゴンドウと戦うのではとの憶測が高いが、果たしてどうなるか。リゴンドウは3月12日(日本時間13日)、英・リバプールでジェームス・ディケンズ(英)=21勝(6KO)1敗=と戦う事が決まっており、その結果(内容?)次第で動きがありそう。
今後の動向に注目!。