20日(日本時間21日)、独・オーバーハウゼンで開催されたWBA世界スーパーミドル級タイトルマッチ。スーパー王者ヒョードル・チュディノフ(ロシア)と、挑戦者・同級2位フェリックス・シュトルム(独)の一戦は、地元のシュトルムが12回判定勝ちで新王者。スコアは115-113、115-113、114-114の2-0。
昨年5月、ドイツで行われた初戦は二人のジャッジが4、8ポイント差でチュディノフ。一人が4ポイント差でシュトルムと、判定が大きく割れ禍根を残した因縁の再戦は、またしてもジャッジ泣かせの接戦。激しくポイントを競り合った試合は、有効打で上回ったシュトルムが、手数のチュディノフを何とか押さえ、2階級制覇に成功した。
シュトルムは40勝(18KO)5敗3分1NC。3度目の防衛に失敗したチュディノフは、14勝(10KO)1敗。