IBF世界スーパーバンタム級1位にランクされる、”リーゼントボクサー”・和氣慎吾(古口)選手が、17日、後楽園ホールのリングに登場。ワルド・サブ(インドネシア)を相手に、世界タイトル前哨戦を行った。
俳優で画家の片岡鶴太郎氏、元WBA世界スーパーフライ級王者鬼塚勝也氏が、セコンドとして和氣選手をサポート。
初来日のサブは、7勝(2KO)2敗。時折思い切ったパンチを振り回し、世界1位を脅かした。
TBS解説席には、元WBA世界スーパーバンタム級王者佐藤 修 氏。
古口会長の指示を冷静に聞く和氣選手。
サブは苦しくなって来た。
サブをコーナーに追い詰めた和氣選手は、一気の連打。福地主審のスタンディングカウントが入った。
再開後、和氣選手は再びラッシュ。
防戦一方となったサブ。
ついに青コーナーからタオルが投入された。
KOタイム5回1分25秒。一回り小さい相手を力づくのKOで破った勝者は、「力んでしまった」と反省も忘れなかった。
和氣選手は27日(日本時間28日)、英国で行われるフランプトンvsクイッグのIBF、WBA世界同級王座統一戦勝者へのIBF挑戦権を持つが、WBAはギレルモ・リゴンドウ(キューバ)との対戦を指令しており、統一戦後の王座は分裂含み。
統一戦後の動向に注目!。