元4階級制覇王者ミゲール・コット(プエルトリコ)が6月18日(現地時間)、米国で再起戦を予定。対戦相手には、元WBO世界スーパーライト級王者ルスラン・プロボドニコフ(ロシア)、元WBA世界ウェルター級暫定王者ディエゴ・チャベス(亜)の名前があげられ、交渉が続けられている。
サウル・アルバレス(メキシコ)にWBC世界ミドル級王座を追われたコットは、ウェイトを落としてのリング復帰がささやかれていた。特にWBAは昨年の総会でコットが復帰した場合、スーパーウェルター級スーパー王座戦への出場を認める方針を打ち出しており、気になるところ。(エリスランディ・ララとの対戦が義務付けられることになるが)
またコットには、リング復帰を模索している元4階級制覇王者ファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)との対戦話がある。これはマルケスが復帰戦を飾ってからで、今年後半の対決が期待されている。
常に激闘を見せる”シベリアン・ロッキー”・プロボド二コフ。2014年12月、ブラッドリーと引き分けたチャベス。どちらに決まるか、今後の交渉に注目。