WBAはスーパーフェザー級スーパー王者内山高志(ワタナベ)選手と、同級正規王者ハビエル・フォルトゥナ(ドミニカ)の王座統一戦を指令。両陣営に対戦交渉開始を命じ、30日以内に契約に達しない場合は、入札になることを通達。
フォルトゥナは29勝(21KO)無敗1分のサウスポー。昨年9月、米・ラスベガスのメイウェザー・プロモーション興行で8位の挑戦者カルロス・イバン・ベラスケス(プエルトリコ)を10回TKOに降し、V1に成功した試合では、名前を売ることを意識し、いつになく積極的なボクシングを展開した。ファイトマネーは、6万ドル(約730万円)。
代理人は昨年アンセルモ・モレノ(パナマ)を、山中慎介(帝拳)選手の刺客として送り込んだ、サンプソン・リューコーイッツ。フォルトゥナを内山選手と対戦させたいとアドバルーンを上げていたが、「山中vsモレノ戦の判定には失望した」という代理人は、「内山戦は米国でやらせたい」と希望を漏らしていた。
三浦隆司(帝拳)選手がラスベガスで好ファイトを演じたことで、その三浦選手に勝っている実績を持つWBA王者内山選手の評価は、海外の関係者の間でも上昇。ぜひ、フォルトゥナを破り、日本の”KOダイナマイト”の名前を、更にアピールしてもらいたいと願います。
今後の交渉に注目!。