30日、ロンドン五輪ミドル級金メダリストで、WBC世界同級5位にランクされる村田諒太(帝拳)選手が、中国・上海の上海オリエンタルスポールセンターのリングに登場。ガストン・アレハンドロ・ベガ(亜)とのスーパーミドル級10回戦に挑んだ。
ダンレックス・タプダサン( 比)主審の注意を聞き、いよいよ試合開始。
うつぶせに倒れたベガは、そのまま動かず試合終了。KOタイム2回2分23秒。
快勝に笑顔の村田選手。一方のベガは、試合後もしばらく立ち上がれなかった。
「右が当たれば誰でも倒せる!」
自信を取り戻した村田選手は、9戦全勝(6KO)無敗。
トップランクのボス、ボブ・アラムも満足そうに拳を差し出した。
試合後本田会長は、「年末に世界戦をやらせたい」と、今年は勝負の年になることを示唆。挑む世界はどのベルトになるのか。村田選手の今後に注目!。