30日、中国・上海の上海オリエンタルスポールセンターで、プロ9戦目の試合に立つ、ロンドン五輪ミドル級金メダリストで、WBC世界同級5位にランクされる村田諒太(帝拳)選手が、前日計量を無事にクリア。いよいよ明日、ガストン・アレハンドロ・ベガ(亜)とのスーパーミドル級10回戦に挑む。
ベガは24勝(10KO)10敗1分。昨年は2試合を戦い、引き分けと9回KO負け。村田選手にとっては内容を問われる試合。
興行のメインは、五輪2連覇のゾウ・シミン(中国)とナタン・サンタナ・カウティンホ(ブラジル)の、WBOインターナショナル・フライ級王座決定12回戦。
ゾウは昨年3月、アムナット・ルエンロン(タイ)の持つIBF世界フライ級王座挑戦に敗れて以来の再起戦となる。
12戦全勝(10KO)無敗のカウティンホ。
シミンのセコンド陣。フレディ・ローチ傘下のマービン・ソモビオと、ジャスティン・フォーチャン(中央)。
この興行をアラムのトップ・ランク社と共同プロモートする、地元の「世家」社代表の 李 勝 氏。
中国経済の衰退で、マカオ撤退のアラム。今回の中国行きでは、スーパーフライ級で世界を狙うレックス・ツォー(中国)と契約を結んだ。
近い将来、ツォーvsシミン戦もありえる?。
明日の興行に注目!。