IBF世界ヘビー級王座決定戦。同級1位ビャチェスラフ・グラツコフ（ウクライナ）vs同級3位チャールズ・マーティン（米）。16日（日本時間17日）、米・ニューヨーク、ブルックリン・バークレイズ・センター。戦前の予想では、グラツコフの王座奪取が期待されていた。
身長196センチのサウスポー、マーティンは現在、12連続KO中。
立ち上がり、頭一つ小さいグラツコフが仕掛ける展開。
グラツコフは右ボディを多用。後、このパンチがトラブルを起こすことになる。
これはスリップ。直ぐに立ち上がり試合続行。
グラツコフが右ボディを放つと、マーティンは右フック。しかし、マーティンのパンチがグラツコフを捕らえる前に、グラツコフは苦痛の表情を浮かべ、キャンバスへ尻餅。パンチの引きで上体が起きるのと同時に右足が滑り、膝がよじれた状態に。
ヨロヨロとコーナーに向かうグラツコフに、アルバート・アール・ブラウン主審（米）はカウントを開始。試合続行の意思を確認したが、答えは「ノー」。
TKOタイム3回1分50秒。
あっけない結末に新王者マーティンもにも大きな喜びの表情はなかった。23勝（21KO）無敗1分。
マーティンの初防衛戦は、ランク最上位者との対戦が予想される。現在のIBF世界ヘビー級ランキングは2位が空位で、4位にエルカン・ティーパー（独）＝5戦全勝（10KO）無敗＝、5位にアンソニー・ジョシュア（英）と続く。
アル・ヘイモン傘下の王者マーティンの今後の動向に注目。
応援、深く感謝です！
【ミニグローブ・ペアセット】 【ミニグローブ・キーホルダー】 【プロボクサーの減量着】