14日(日本時間15日)、WBO世界Sライト級暫定王座を獲得したファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)は4階級制覇(暫定含)を達成。マニー・パッキアオ(比)との4度目の対戦に意欲を見せている。
セルゲイ・フェドチェンコ(ウクライナ・31歳)は、これまで30勝(13KO)1敗。身長168センチ、プロキャリアは10年。
マルケスは初回から積極的にWBお欧州王者を攻めた。14日、メキシコシティ。
1万4千人の地元ファンの前でマルケスは一方的に試合を進めていく。
KOの期待が高まったが、フェドチェンコは試合を捨てず懸命に頑張る。
試合は一度のノックダウンを記録せず、12ラウンドを終了。
119-108、118-110×2。明白な判定でマルケスが4つ目のベルトを手に入れた。
この暫定王者設置は、正規王者ティモシー・ブラッドリー(米)が、WBO世界ウェルター級王者パッキアオへ挑戦することが決まっているための措置。
TV解説者席には、メキシコの英雄フリオ・セサール・チャべスが座る。
間もなく20年目のプロキャリアを迎える38歳のマルケスは、54勝(39KO)6敗1分。
7月14日米テキサス州アーリントン、カウボーイズ・スタジアムで予定される次戦の対戦相手候補には、ブランドン・リオス(米)の名前があがっているが、2戦連続してのWBA世界ライト級タイトル戦でのオーバーウェイトで、トップランク社は対リオス戦を断念する模様。
変わって、ラスベガスのアブリルvsリオス戦アンダーカードで快勝した、WBO世界Sライト級3位マイク・アルバラード(米)が浮上している。31歳のアルバラードは、33戦全勝23KMO勝ち。マルケスとの対戦チャンスを望んでいる。
パッキアオⅣは果たしてあるのかマルケス。8月で39歳。まだまだ元気です!