2015年大晦日、WBA世界スーパーフェザー級王者内山高志(ワタナベ)選手は、東京・大田区総合体育館で、同級6位オリバー・フローレス(ニカラグア)と11度目の防衛戦を行い、強烈な左ボディ一発で3回1分47秒TKO勝ち。いよいよ次戦は、米国進出が期待される。
トップランクのボス、ボブ・アラムが明言しているのが、無敗の前フェザー級王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)の内山選手への挑戦。
ウォータースは昨年12月、ニューヨークで行われたスーパーフェザー級転向第一戦で、ジェイソン・ソーサ(米)と引き分けたが、この試合は多くのファン、関係者がウォータースの勝ちと見ており、アラムも「ウォータースが勝っていた。我々のプランンに変更はない」と、2016年、最初の4ヶ月以内に、内山vsウォータース戦を実現させたいとしている。
後は条件次第でということになるが、ノニト・ドネア(比)戦でのウォータースのファイトマネーが「20万ドルちょっと」(山田純夫氏が直接マネジャーに聞いた限り)で、ドネアが40万ドル。
現在無冠となっているウォータースは挑戦者の立場なので、世界挑戦試合に関してはそれほど強気なことは言えないだろう。後は果たしてアラムが、内山選手にどのくらいのギャランティを示すのか。
今後に大いに注目!。