WBC16位ウォーズ/パッキアオ/井岡/日比対抗戦

ＷＢＣ世界フライ級１６位までランキングを上げてきた、勝又ジムの輸入選手ウォーズ・カツマタ選手。その強打は「ジャブが俺らの右ストレートですよ。ヤバイッス！」（佐藤洋太選手）。最新３月２５日の試合では、元全日本新人王金城智哉（ワタナベ）選手と対戦。

強打者でありながら手数も良く出るカツマタ選手は、頑張る金城選手を徐々に引き離す。

最後は馬力の差。

６回１分４５秒ＫＯで勝又選手が勝利。

来日以来、５連続ＫＯのカツマタ選手は、１７勝（１５ＫＯ）５敗。勝又会長は、世界フライ級王座挑戦を目指している。日本の上位陣にとっては怖い存在になってきた。

この日は山田純夫氏が日本国国歌・君が代を斉唱。グレン・タバタさんが比国国歌を歌った。

そして世界のスーパスターであり、比国国会議員でもあるマニー・パッキアオ（比）からのビデオメッセージが後楽園ホールのお客さんに披露された。

日比対抗戦興行名誉会長の自民党東京都連合会副会長、大西英男氏の挨拶。

試合がキャンセルになった天海ツナミ（アルファ）選手は、同僚の選手とスパーリング。４月２８日アルゼンチンでの試合を発表(後に延期）。

また、サッカー選手の経歴もあるツナミは会場のファンにボールをリングからキックしてプレゼントの粋なはからい。

ジョナサン・バート（カシミ）vs上谷雄太(井岡）戦。バート陣営セコンドには同僚のＯＰＢＦ王者ロリー・松下（カシミ）選手。

上谷選手サイドでは大阪から駆けつけた、世界王者井岡一翔（井岡）選手、ＯＰＢＦ王者宮崎　亮　（井岡）選手らが必死の声援を送る。

７７－７５、７７－７４、７８－７４の３－０。

フィリッピンの”鈴木宗男”？、バートの手が上がった。

ダンディ東栄（一力）選手は、益田健太郎（新日本木村）選手に判定負け。

７８－７４、７８－７４、７７－７５。　

アトラクションも豊富。下写真は比国の民族舞踊と、ラップシンガー｢クロ｣によるパフォーマンス。

上は亀田プロモーション所属の比国人歌手｢ジョニ亀」。８０年代初期に全米チャート１位になったロックグループ「ジャーニー」の「Open Arms」を歌う。

この日の後楽園ホールは、日本でありながら外国の雰囲気。大いに盛り上がったようです。