17日(日本時間18日)、パナマシティで開催されたWBA恒例の"KOドラッグ・フェスティバル "に、44歳の元3階級制覇王者シェーン・モズリー(米)が登場。パトリック・ロペス(ベネズエラ)との、ウェルター級ノンタイトル10回戦に挑んだ。
試合前、ロベルト・デュランがモズリーに何事かささやく。
試合開始。
第2ラウンド終盤バッティングで右目上をカットしたモズリーは、ドクターチェックを受ける。
この後、打ち気に出たモズリーは左フックで先制のダウンを奪う。
立ち上がったロペスの足元はフラフラ。効いていたが、ここは終了ゴングに救われた。
早い回でのKOが期待されたモズリーだが、中盤以降ロペスも反撃する場面を見せる。
ロペスの左ストレート。
4回以降、3人のジャッジのスコアが割れるラウンドが続いた試合は、いよいよ最終ラウンド。
モズリーはついにロペスを捕まえる。元王者の大きな左フックでロペス、ダウン。
モズリーは追撃の連打で、この回3度目のダウンを奪うと、ここで試合はストップ。TKOタイム10回2分。
WBA世界ウェルター級5位にランクされるモズリーは、49勝(41KO)9敗1分1NC。善戦の末に敗れたロペスは23勝(14KO)6敗。