スーパーバンタム級最強と目されるギレルモ・リゴンドウ(キューバ)が、昨年大晦日の大阪リング以来の戦線復帰。21日(日本時間22日)、米・ラスベガスのマンダレイベイ・イベントセンターで、元WBA世界スーパーフライ級王者ドライアン・フランシスコ(比)との、WBCスーパーバンタム級インターナショナル・シルバー王座決定戦に挑んだ。
1週間前の試合を急遽キャンセルして、ラスベガスに飛んで来たフランシスコはやる気満々。
フランシスコは荒っぽいパンチを振り回したが、当たらない。
2R。
観衆からのブーイングは気にせず、リゴンドウのボクシングは変わらない。
7R。
何とか一発当てたい、フランシスコ。しかし、思うようにはいかず、終盤はフラストレーションが溜まった。
試合は既定の10ラウンドを終了。ケニー・ベイレス主審(米)はリゴンドウの手を挙げた。
スコアはジャッジ2者がリゴンドウのフルマーク。100-90、100-90、97-93の-0。
リゴンドウらしいボクシングで完勝。復帰を果たしたスーパーバンタム級最強の男の今後に注目。