21日(日本時間22日)、米・ラスベガス、マンダレイベイ・イベントセンターで開催された、WBC世界ミドル級タイトルマッチ。前王者ミゲール・コット(プエルトリコ)vs同級1位サウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)のPPV売り上げ件数が、推定で90万件であることがわかった。
オスカー・デラホーヤの「150万件は超える」には及ばず、損益分岐点と見られる100万件も超えることは出来なかった。
しかし、ボクシングファン以外の層からの注目が思ったほどではなく、試合直前には、定価以下でチケットを販売するブローカーが現れたり、コットの王座剥奪騒ぎが出たりして心配された割には、90万件は健闘だという声も上がっている。
思わぬ大差となったスコアに付いては、パンチのヒット率もカネロに優位な計測で、コットのジャブが評価されず、実際そんなに差はなかったと、元4階級制覇王者に同情する声も多い。
そしてコット。よほど悔しかったのか、早期のリング復帰プランを明かした。今後に注目!。